山本 佐門(やまもと さもん、1942年11月7日 - 2013年7月28日)は、日本の政治学者。学位は、法学博士(北海道大学・論文博士・1970年)(学位論文「ドイツ社会民主党リーダーの政治路線-一八九〇年~一九一四年カール・カウツキーを中心として」)。北海学園大学名誉教授。和歌山県生まれ。

略歴

  • 1965年 北海道大学法学部卒業
  • 1970年6月 北海道大学大学院法学研究科博士課程修了
  • 1970年7月 北海道教育大学釧路分校講師
  • 1972年 北海道教育大学釧路分校助教授
  • 1980年 北海学園大学法学部法律学科教授
  • 1986年 北海学園大学大学院法学研究科教授
  • 1987年 北海学園大学法学部学部長(1990年まで)
  • 1999年 北海学園大学法学部政治学科教授
  • 2005年 北海学園大学大学院法務研究科教授(兼担・政治学)
  • 2013年 北海学園大学定年退職。同名誉教授
  • 2013年7月28日 急性硬膜下血腫のため死去。70歳没。

学外における役職

  • 札幌都市研究センター理事長
  • 北広島市史編集委員 

所属学会

  • 日本政治学会・日本比較政治学会・日本環境会議など

人物・エピソード

  • スポーツはテニスと野球が好き。福岡ソフトバンクホークスのファンで、講義でも物事を野球に例えて説明することがあった。
  • 荒木俊夫が逝去した際に、荒木所蔵の蔵書を一旦引取り、その後、「荒木文庫」として大学付属図書館に寄贈したという。

研究領域・学問態度

  • ドイツの連邦制が専門ということもあり、日本とドイツの政治形態を比較し、「日本が現在進める道州制もドイツの連邦制を参考にした方が良い」と唱えていた。
  • 専門は、政治学・ドイツ政治史。社会民主主義の過去・現在や、多元主義的国家論、連邦制についてが主な研究だった。

主要著書

単著

  • 『ドイツ社会民主党とカウツキー』(北海道大学図書刊行会、1981年)
  • 『民主主義の政治学』(北樹出版、初版1992年・再改訂版1996年)
  • 『ドイツ社会民主党日常活動史』(北海道大学図書刊行会、1995年)
  • 『現代国家と民主政治』(北樹出版、初版2005年・改訂版2010年)

共著

  • ヨーロッパ現代史研究会編『国民国家の分裂と統合』(分担執筆、北樹出版、1988年)
  • (清水昭典)・(十亀昭雄)ほか『地域からの政治学』(窓社、初版1991年・増補新版2版1996年)

恩師

  • 矢田俊隆(ドイツ政治史分野)
  • 富田容甫(政治原理論分野)

門下生

  • 小野一 - 工学院大学工学部准教授
  • 大場崇代 - 北海学園大学・小樽商科大学・北海道教育大学・北海道工業大学・旭川大学・藤女子大学・酪農学園大学・千歳科学技術大学・札幌大谷大学などの非常勤講師
  • 東原正明 - 福岡大学法学部准教授、元北海学園大学法学部非常勤講師、元外務省在オーストリア大使館専門調査員

脚注

参考文献

  • 熊本信夫ほか編集『教育・研究年報1』(北海学園大学法学部、1993年)
  • 『北海道人物・人材リスト 2004 なーわ』(日外アソシエーツ編集・発行、2003年)

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