辰沅道(しんげん-どう)は、中華民国北京政府により設置された湖南省の道。
沿革
1913年(民国2年)9月に辰沅永靖道として設置。観察使は沅陵県に設置され、下部に沅陵、瀘渓、辰渓、漵浦、芷江、黔陽、麻陽、永順、保靖、竜山、桑植、古丈、靖県、綏寧、会同、通道、鳳凰、永綏、晃県の20県を管轄した。1914年(民国3年)5月23日辰沅道と改称、観察使も道尹と改められ鳳凰県に移された(翌年再度辰沅県に移転)。1920年(民国9年)に廃止されている。
行政区画
廃止直前の下部行政区画は下記の通り。(50音順)
- 永順県
- 永綏県
- 会同県
- 黔陽県
- 沅陵県
- 晃県
- 古丈県
- 芷江県
- 漵浦県
- 辰渓県
- 綏寧県
- 靖県
- 桑植県
- 通道県
- 鳳凰県
- 保靖県
- 麻陽県
- 竜山県
- 瀘渓県
脚注



