朽網駅(くさみえき)は、福岡県北九州市小倉南区朽網東一丁目にある、九州旅客鉄道(JR九州)日豊本線の駅である。駅番号はJF07

北九州空港の最寄り駅であり、北九州空港へのシャトルバスが当駅から運行している。

歴史

  • 1952年(昭和27年)
    • 5月1日:朽網信号場(くさみしんごうじょう)として日本国有鉄道が開設。
    • 6月1日:業務取扱種別を変更、朽網駅(くさみえき)となる。
  • 1963年(昭和38年)9月20日:葛原信号場(廃止) - 朽網駅間複線化。
  • 1965年(昭和40年)9月24日:朽網 - 苅田駅間複線化。
  • 1966年(昭和41年)10月1日:小倉 - 新田原駅間電化。
  • 1984年(昭和59年)2月1日:荷物扱い廃止。
  • 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化により九州旅客鉄道が継承。
  • 2000年(平成12年)9月20日:自動改札機を設置し、供用開始。
  • 2005年(平成17年)12月20日:現2代目駅本屋完工。
  • 2006年(平成18年)3月16日:新北九州空港開港、空港行き路線バス運行開始。
  • 2009年(平成21年)3月1日:ICカードSUGOCAの利用を開始。
  • 2022年(令和4年)3月11日:みどりの窓口の営業を終了。
  • 2025年(令和7年)4月1日:北九州空港へのアクセス利便性向上に向けて、特急「ソニック」「にちりんシーガイア」の一部(計5往復)が停車(予定)。

駅構造

相対式ホーム2面2線を有する地上駅で、橋上駅舎を備える。エレベーターは改札口と各ホーム間および西口・空港口に各1基ずつ設置されている。また、エスカレーターが西口・空港口に昇り方向のみ設置されている。ホームはそれぞれ4両分ずつ嵩上げされている。

2024年3月現在、直営駅である。自動改札機が設置されておりSUGOCAが使用可能。

のりば

利用状況

2022年(令和4年)度の1日平均乗車人員は1,884人である。

JR九州及びとうけい北九州によると、近年の1日平均乗車人員の推移は下記の通り。

駅周辺

周辺は、北九州市郊外の住宅地であるが、水田も比較的多い。

  • 北九州市立朽網小学校
  • 北九州市立東朽網小学校
  • 学校法人恵光学園 くさみ幼稚園
  • 朽網簡易郵便局
  • 帝踏岩
  • 国道10号
  • 苅田北九州空港IC (東九州自動車道)
  • TOTO小倉第二工場

バス路線

駅前ロータリー内に「朽網駅」停留所があり、西鉄バス北九州の路線が乗り入れる。

西鉄バス北九州
  • 19番
    • 九州労災病院 / 行橋営業所
  • 51番
    • 北九州空港

隣の駅

九州旅客鉄道(JR九州)
日豊本線
■快速
通過
■普通
下曽根駅 (JF06) - 朽網駅 (JF07) - 苅田駅 (JF08)

脚注

関連項目

  • 日本の鉄道駅一覧

外部リンク

  • 朽網駅(駅情報) - 九州旅客鉄道

「西鉄 自動運転バスの実証実験」北九州空港~JR朽網駅間で無料試乗体験も 北九州ノコト

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朽網駅 駅名標の世界

朽網駅 福岡県 北九州市小倉南区朽網東123

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