駿河屋(するがや、生没年不詳)とは江戸時代の地本問屋である。
来歴
江戸で延享から安永年間に地本問屋を営業している。西村重長、石川豊信、鳥居清満、鳥居清経の紅摺絵を出版している。
作品
- 西村重長 『虎の太鼓と少将の笙』 細判 紅摺絵 延享3年(1746年)の絵暦
- 石川豊信 『佐野川市松の八百やおしちと中村粂太郎の古性吉三郎』細判 紅摺絵 宝暦1年(1751年)
- 鳥居清満 『市村亀蔵の矢の根五郎』 細判 紅摺絵 宝暦9年(1759年)
- 鳥居清経 『瀬川富三郎のやうじやおしづ』 細判 紅摺絵 安永3年(1774年)
参考文献
- 日本浮世絵協会編 『原色浮世絵大百科事典』第3巻 大修館書店、1982年 ※139頁




