ザ・ラグビーチャンピオンシップ2023(2023 Rugby Championship、2023 TRC)は、2023年7月に開催された 南半球4か国のナショナルチームによる「ザ・ラグビーチャンピオンシップ」の第12回大会。主催はSANZAAR。北半球6か国代表によるシックス・ネイションズと並ぶ、強豪国リーグである。
冠スポンサー
毎年、各国で冠スポンサーを設けており、2023年大会は前年大会と同様に、各国で以下のような大会名でも呼ぶ。
- ニュージーランド:「リポビタンD・ラグビーチャンピオンシップ(Lipovitan-D Rugby Championship)」
- 南アフリカ共和国:「キャッスルラガー・ラグビーチャンピオンシップ(The Castle Lager Rugby Championship)」 - キャッスルラガーは南アフリカのビール会社ブランド。
- オーストラリア:「イートロ・ラグビーチャンピオンシップ(The eToro Rugby Championship)」 - イートロはネット証券会社。
- アルゼンチン:「チューリッヒ・ラグビーチャンピオンシップ(The Zurich Rugby Championship)」 - チューリッヒはスイスの保険・金融企業。
概要
出典
相手国3チームと1試合ずつ、計3試合を行い、勝ち点で順位を決める。
ラグビーワールドカップ2023の開催年のため、過去大会と同様に、試合数を縮小。各国チームは互いに1回のみの対戦となった。
ニュージーランドは、前身大会のトライネイションズ(南アフリカ共和国、オーストラリア、ニュージーランドの3か国で開催)を含め、通算20回目の優勝を果たした。
アルゼンチンは、オーストラリアとの2国間トロフィー「ピューマトロフィー(Puma Trophy)」において、初めて勝利した。
2023年「ザ・ラグビーチャンピオンシップ」対戦表
戦績
出典
勝ち点の合計で優勝を競う。勝ち4点、引き分け2点、負け0点。相手より3トライ以上多く獲得で1点、7点差以内の負けで1点。
優勝・2国間トロフィー
対戦詳細
Round 1
特記事項
- 南アフリカ共和国がマンデラチャレンジプレートを奪還。
Round 2
特記事項
- ニュージーランドがフリーダムカップを防衛した。
Notes:
- アルゼンチンが初めてピューマトロフィーを獲得した。
- アルゼンチンはオーストラリアに対して初めて連勝した。
Round 3
Notes:
- オーストラリアの最下位が決定。2020年以来。
- オーストラリアはザ・ラグビーチャンピオンシップで初めて全敗。トライネーションズ(3か国大会)時代を含めると、2005年以来の全敗。
- ニュージーランドはブレディスローカップを防衛。
- 観客数83,944人は、オーストラリアでは過去20年間で最多。
放送
- WOWOW - 「南半球4カ国対抗戦 ザ・ラグビーチャンピオンシップ2023」
脚注
関連項目
- SANZAAR - 主催者
- ザ・ラグビーチャンピオンシップ
- スーパーラグビー・パシフィック - オーストラリア、ニュージーランド、フィジーのクラブ12チームによる国際大会。SANZAAR主催。
- シックス・ネイションズ - 北半球で行われている6カ国代表対抗の国際ラグビーユニオン大会。
外部リンク
- THE RUGBY CHAMPIONSHIP - 公式サイト




