沢駅(さわえき)は、長野県上伊那郡箕輪町大字中箕輪にある、東海旅客鉄道(JR東海)飯田線の駅である。
歴史
- 1909年(明治42年)12月28日:伊那電車軌道(1919年に伊那電気鉄道へ改称)松島(現・伊那松島) - 辰野(後の西町)間開業時に沢停留場として開設。
- 1923年(大正12年)3月16日:伊那松島 - 辰野間が軌道から鉄道への移行に伴い新線に切り替えられ、旧線上の沢停留場廃止。新線上に沢駅が開業。一般駅。
- なお、旧線沢停留場と、新線沢駅は、別駅として扱われている。
- 1943年(昭和18年)8月1日:伊那電気鉄道線が飯田線の一部として国有化、鉄道省(後の日本国有鉄道)の駅となる。
- 1971年(昭和46年)4月1日:貨物・荷物扱い廃止(旅客駅化)。
- 1983年(昭和58年)2月24日:CTC化に伴い、無人駅化。
- 1980年代(年月不明):ホーム延長(4両編成列車はホームより長く、一部車両のドアが開けられないために実施したが、同年に3両編成運行が開始された)。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化に伴い、東海旅客鉄道(JR東海)の駅となる。
- 1996年(平成8年)1月頃:駅舎解体、待合所新築。
- 2008年(平成20年)9月14日:下り線ホーム廃止、棒線駅化。
駅構造
単式ホーム1面1線を有する地上駅。待合所は旧上り線側(東側)にある。伊那市駅管理の無人駅である。なお、2008年9月13日までは2面2線の交換可能駅であったが、下り線側が廃止された。
利用状況
「長野県統計書」によると、1日平均の乗車人員は以下の通りである。
- 2007年度 - 314人
- 2009年度 - 330人
- 2010年度 - 320人
- 2011年度 - 309人
- 2012年度 - 285人
- 2013年度 - 300人
- 2014年度 - 313人
- 2015年度 - 325人
- 2016年度 - 344人
- 2017年度 - 326人
- 2018年度 - 352人
駅周辺
周辺には住宅地帯が広がる。沢簡易郵便局が駅前にある。
- 国道153号箕輪バイパス
- 箕輪町立箕輪北小学校
- 箕輪ひまわりクリニック
バス路線
- 箕輪町「みのちゃんバス」(伊那バス委託)
- 東コース
隣の駅
- 東海旅客鉄道(JR東海)
- CD 飯田線
- ■快速(「みすず」含む)・■普通
- 伊那松島駅 - 沢駅 - 羽場駅
- ■快速(「みすず」含む)・■普通
脚注
参考文献
- 石野哲 編『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 II』(初版)JTB、1998年10月1日。ISBN 978-4-533-02980-6。
関連項目
- 日本の鉄道駅一覧
- 佐和駅 - 当駅と同じく、「さわ」と読むJR東日本常磐線の駅




