テ・デウム(Te Deum)は、キリスト教のカトリック教会・ルーテル教会・正教会・聖公会の聖歌の1つ。テクストの冒頭の一文“Te Deum laudamus”(われら神であるあなたを讃えん)からこの名称で呼ばれる。

概要

曲種としてはイムヌス(賛歌)に分類される。

聖アンブロジウスにより愛弟子の1人へ洗礼を授ける際に即興で作られたとされ、アンブロジウス聖歌からグレゴリオ聖歌に採り入れられた。

聖務日課の「朝課」(真夜中の祈り)の最後に歌われることが多い。

作品

演奏会で歌われる作品としては、シャルパンティエやベルリオーズ、ブルックナーによるものが著名。

この他、ブライアン交響曲 第1番「ゴシック」やミヨーの交響曲 第3番「テ・デウム」のように交響曲のテキストとして用いる例もある。

またプッチーニのオペラ「トスカ」では、第1幕のフィナーレは教会内のテ・デウム(と独唱)である。

脚注

関連項目

  • イムヌス
  • エレミア哀歌
  • アンティフォナ
  • レスポンソリウム
  • カンティクム
  • 詩篇唱
  • ミサ曲
  • 中世西洋音楽
  • ジャン=バティスト・リュリ

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Te Deum

デドダム デットダムド by メルカリ

テ・デウムより前奏曲(シャルパンティエ作曲) YouTube

テデウム(マルク=アントワーヌ・シャルパンティエ)(金管五重奏)【Te Deum】 マルク=アントワーヌ・シャルパンティエ (Marc