2025 FIFA U-20ワールドカップはFIFA加盟協会の20歳未満(U-20)の代表チームが2年に1度出場する国際男子ユースサッカー選手権であるFIFA U-20ワールドカップの第24回目となる。同選手権は、1977年にFIFAワールドユース選手権として創設されて以来、FIFA加盟協会の20歳未満の代表チームが出場する2年ごとの国際男子ユースサッカー選手権である。 2025年9月27日から10月19日までチリで開催される。
ウルグアイは前回優勝国でありディフェンディングチャンピオンである。
開催国の選定
2023年12月17日にサウジアラビアのジッダで開催されたFIFA評議会で、チリが2025年のU-20ワールドカップ開催国として発表された。この決定は、2030年FIFAワールドカップの開催権をモロッコ、ポルトガル、スペインに奪われたことに対する補償だと考えられており、ウルグアイ、アルゼンチン、パラグアイの4か国による開催候補の中で、チリだけが開幕戦の最終結果に含まれていなかった。
チリが同大会を開催するのは1987年に続いて2回目。オーストラリア(1981年、1993年)、アルゼンチン(2001年、2023年)に続き、チリは同大会を複数回開催する3番目の国となる。
開催都市
2023年12月18日、チリサッカー連盟の会長パブロ・ミラド氏は、10都市12スタジアムの予備リストを発表した。ミラド氏はまた、ノックアウトステージにはFIFAが4つから6つのスタジアムを選定すると発表した。
出場資格
各チームの登録人数は21人 (うち、ゴールキーパーは3人まで)。年齢制限は、誕生日が2005年1月1日から2009年12月31日までの選手。
出場者
出場国
本大会には合計24チームが出場する。開催国として自動的に出場権を獲得したチリに加え、6つの大陸大会で23チームが出場権を獲得する。出場枠の割り当ては前回大会から変更はなく、開催国が発表された同日にFIFA理事会で確認された。
ニューカレドニアはこの大会に初出場する。
抽選
抽選は大会開始の約3か月前に行われ、2025年6月下旬になる予定。
シード順
参加する24チームは、パフォーマンスランキングシステムに基づいて6チームずつ4つのポットに分けられ、その後4チームずつ6つのグループに分けられる。開催国のチリは自動的にポット1にシードされ、グループAの1位に配属された。残りのチームは、過去5回のFIFA U-20ワールドカップの結果に基づいてポットにシードされ(最近のトーナメントの方が重視される)、予選トーナメントの大陸チャンピオン6チームにはそれぞれ5ポイントのボーナスが加算される。
抽選結果
抽選結果は以下の通り。
開催国チリは、開催国につき自動的にA1に入る。
グループステージ
各グループの上位2チームと3位の成績上位4チームがラウンド16に進出する。
試合日時は全て現地時刻(チリ標準時、UTC−3)。
順位決定方式
各グループのチームの順位は以下のように決定された(規則第13.1条)。
総当たり戦において勝利したチームは勝ち点3、引き分けは1、敗戦は0点加算される。勝ち点が並んだチームについては、以下の優先順位により順位を付ける。
- 当該チーム間の対戦における勝ち点
- 当該チーム間の対戦における得失点差
- 当該チーム間の対戦における得点数
- グループステージ全試合における得失点差
- グループステージ全試合における総得点
- カード(警告または退場)の数をポイント化し少ない順 (1点:イエローカード1枚、3点:イエロー2枚による退場、4点:一発レッドカードによる退場、5点:イエロー後、2枚目のカードがイエローではなくレッドによる退場)
- 抽選
グループA
グループB
グループC
グループD
グループE
グループF
各グループ上位3位
各グループの3位のチームから、上位4チームがノックアウトステージに進出する。
出典
関連項目
- 2025 FIFA U-17ワールドカップ
- 2025 FIFA U-17女子ワールドカップ
外部リンク
- 公式ウェブサイト(日本語)


