イスラエル砲兵隊博物館は、イスラエル北部、カイサリア・マリティマの北東、ハイファ地区のジフロン・ヤアコヴにある軍事博物館。英語表記ではIsraeli Artillery Corps Museumとなる。ヘブライ語表記では"ב'ת התותחן" となり、これをアルファベット表記した、Beyt ha-Totchan MuseumBeit-Hatotchan Museumなどの表記も見られる。

概要

イスラエル砲兵隊博物館では名前の通り、イスラエル国防軍で使用された各種の自走砲、牽引式の榴弾砲・対戦車砲・野砲、ロケット砲、迫撃砲などを主に展示している。シリア軍やエジプト軍などからの鹵獲品とみられる物も多い。古い物では、第一次中東戦争で使用され、"ナポレオニック"と呼ばれたM1906 65mm山砲も展示されている。また、メルカバ戦車をベースに試作されたSholef 155mm自走榴弾砲も展示されている。

その他、砲兵隊で使用されたと見られるいくつかの軍用車両(弾薬輸送車のM548 Alfa、レーダー車のShilem、指揮車両のM577 Mugaf、運搬用のフォークリフトなど)も展示されている。

展示品の一例

  • M7プリースト 105mm自走砲、M107 175mm自走カノン砲、M110 203mm自走榴弾砲
  • M50 155mm自走榴弾砲、ソルタムL33 155mm自走榴弾砲
  • M109 Doher 155mm自走砲、ショレフ 155mm自走榴弾砲
  • マクマト 120mm自走迫撃砲、マクマト 160mm自走迫撃砲
  • APR-40 多連装ロケット砲、MAR-290多連装ロケット砲(スーパーシャーマン車体)、MAR-290多連装ロケット砲(ショットカル車体)
  • M1906 65mm山砲、M50 155mm榴弾砲、ZiS-2 57mm対戦車砲
  • M-30 122mm榴弾砲、D-30 122mm榴弾砲、M-46 130mmカノン砲、S-23 180mmカノン砲
  • オードナンス QF 17ポンド砲、オードナンス QF 25ポンド砲
  • M101 105mm榴弾砲、M102 105mm榴弾砲、M40 106mm無反動砲
  • ソルタムM65 120mm迫撃砲、ソルタムM66 160mm迫撃砲、ソルタムM71 155mm榴弾砲、
展示品の詳細は右記 Wikimedia Commons のリンクも参照下さい。

展示品の画像

関連項目

  • イスラエル国防軍
  • ラトルン戦車博物館 - イスラエルに存在する軍事博物館

外部リンク

  • イスラエル砲兵隊博物館オフィシャルサイト
  • イスラエル砲兵隊博物館の訪問記(日本語) - ウェイバックマシン(2016年3月8日アーカイブ分) - 展示兵器の詳細な説明もあり

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