場所的論理と呼応の原理』(ばしょてきりろんとこおうのげんり)は、日本の哲学者である高山岩男が著した哲学書。1951年刊行。「呼応の理論」や「呼応の原理」とも云われる。

特徴

京都学派四天王と呼ばれる哲学者高山岩男が、自身の哲学の根本原理を確立したとされる。1951年に弘文堂より刊行。1976年創文社により改訂再刊。 1951年3月に師である田邊元に刊行した書籍を送ったところ、田邊元は早速これを読み返礼の『田邊書簡』にて批判した(呼応の原理は宗教の超越性について説明できない点等への批判。一部分では田邊元の「種の論理」と高山岩男の「呼応の理論」は一致した。)とされている。

構成

書誌情報

  • 『場所的論理と呼応の原理』弘文堂、1951年
  • 『場所的論理と呼応の原理』創文社、1976年

脚注

関連項目

  • 場所的論理
  • 田邊元 - 新版「種の論理」藤田正勝編・解説 岩波文庫
  • 花澤秀文 - 岡山大学、田邊元と高山岩男を研究

外部リンク

  • 玉川大学出版部高山岩男著作集全6巻

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