ラングフール (Langfuhr) はカナダ生産の競走馬、種牡馬。主な勝ち鞍に1997年のメトロポリタンハンデキャップ、カーターハンデキャップ、1996年のヴォスバーグステークス、フォアゴーハンデキャップ。1996年のソヴリン賞最優秀スプリンターに選出された。

経歴

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1995年4月22日、ウッドバイン競馬場のメイドン競走でデビューし1着。続く3戦はアローワンス競走とブラックタイプ競走プレートトライアルステークスですべて2着となるが、クイーンズプレートは6着に終わる。アローワンス競走2戦ののちペンシルベニアダービーに遠征も9着に終わり、その後しばらくはアローワンス競走、オプショナルクレーミング競走、リステッド競走を中心に走る。1996年8月のアローワンス競走で5勝目を挙げたのちフォアゴーハンデキャップに出走し、トップアカウントをクビ差下して重賞初勝利。続くヴォスバーグステークスではオナーアンドグローリーを1馬身4分の1差破ってG1競走を初めて制した。ブリーダーズカップ・スプリントはリドジャスティスの8着に終わったが、G1競走とG2競走を制し、ソヴリン賞最優秀スプリンターに選出された。翌1997年、リステッド競走のヴィギルステークス2着を経てカーターハンデキャップ、メトロポリタンハンデキャップとG1競走を連勝。以降は出走せず引退した。

競走成績

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  • BT:ブラックタイプ競走

引退後

1998年より種牡馬となり、初期の産駒からG1競走勝ち馬インペリアルジェスチャーやカナダ三冠馬のワンドなどを送り出す。サイアーランキングでも2003年にはサードクロップサイアーのリーディングで首位、全体のランキングでも5位に位置付けた。2004年にレーンズエンドファームに移動。同じ2004年には、カナダ競馬名誉の殿堂に殿堂馬として選定された。

2023年10月19日、レーンズエンドファームで死去したことが発表された。31歳没。

主な産駒

  • Imperial Gesture / インペルアルジェスチャー(1999年生:2002年ベルデイムステークス、ガゼルハンデキャップ)
  • Wando / ワンド(2000年生:2003年カナダ三冠)
  • Jambalaya / ジャンバラヤ(2002年生:2007年アーリントンミリオンステークス、ガルフストリームパークターフハンデキャップ)
  • Interpatation / インターパテイション(2002年生:2009年ターフクラシック招待ステークス)
  • Lawyer Ron / ローヤーロン(2003年生:2006年ウッドワードステークス)
  • アポロケンタッキー(2012年生:2016年東京大賞典)

ブルードメアサイアーとしてのおもな産駒

  • Proud Spell / プラウドスペル(父Proud Citizen:2008年ケンタッキーオークスなど)
  • リエノテソーロ(父Speightstown:2016年全日本2歳優駿)
  • テイエムサウスダン(父サウスヴィグラス:2019年兵庫ジュニアグランプリ、2021年黒船賞、テレ玉杯オーバルスプリント、兵庫ゴールドトロフィー、2022年根岸ステークス)
  • フジコチャン(父エスポワールシチー:2023年優駿スプリント)

血統表


脚注

外部リンク

  • 競走馬成績と情報 netkeiba、JBISサーチ、Racing Post

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