ノゼマ症(のぜましょう、英:Nosemosis)とはNosema apis感染を原因とするミツバチの感染症。

日本では家畜伝染病予防法において届出伝染病に指定されており、対象動物はミツバチ。なお、日本獣医学会の提言で法令上の名称が「ノゼマ病」から「ノゼマ症」に変更された。

概要

ミツバチノゼマ原虫(ノゼマ・アピス)の胞子(芽胞)に汚染された貯蜜が感染源で、罹患した蜂は糞中に原虫を排泄する為、巣箱内を汚染し感染が拡大する。春と秋に発生が多く発生する。症状は腹部膨満や飛翔不能、また寿命の短縮や感染群での卵の孵化率が悪化による巣群の弱小化を引き起こす。診断には体内に原虫の存在を確認する。 エチレンオキシドや酢酸による巣箱の燻蒸消毒による予防が行われるが、認可された有効な薬剤はない。

脚注

参考文献

  • 小沼操ほか編 『動物の感染症 第二版』 近代出版 2006年 ISBN 4874021239

関連項目

  • 蜂群崩壊症候群

外部リンク

  • ノゼマ病家畜疾病総合情報システム 監視伝染病診断指針

ノジマの挑戦と失敗|ノジマ採用サイト 前例のない挑戦を、前例のないやり方で

7/23:巣落ち群の逃去。ダメもとで捕獲しましたが、新天地に向かうでしょう!!

みつばち編 ノゼマ病(届出)

nozima

Nosema